暑中お見舞い申し上げます。

梅雨末期で湿気が多く過ごしにくい毎日ですが、

くれぐれもご体調にご留意いただき穏やかにお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。

さて、プライベートで発達障害に関します私にとり興味深い出来事がありましたのでお伝えします。アメリカからホームステイに来た高校生をバディである息子が我が家に連れてきました。親である私の自己紹介の際に職業柄関連が深い発達障害が話題になったのですが、「僕もADHDなんだ。でもマネージ（管理）する方法をトレーニングされたから大丈夫だよ！」とケロッとした顔で言ってます。

これを聞いて米国は発達障害に関して日本よりもずっと進んでいるなあと感じました。つまり、米国では、子供の頃に個性的過ぎて社会に適応することが困難と思われる方を探し出し、それを認識してもらい、個性的過ぎる部分を管理する方法をトレーニングして大人になった時に社会人としてスムースに過ごせるようになるしくみが日本よりもしっかりしてるんです。

日本だとお国柄なのか両親は子供の障害を隠し社会に子供にとっては無理やり適応させようとする傾向がある様に思えます。臨床心理士の知人曰く日本の発達障害への理解や対処法は発展途上なんだそうです。

日本でも、早急に個性的な部分が目立ち社会生活で生き辛さを感じている方もそうでない方もお互い平和な気持ちで一緒に穏やかに社会生活を送れるしくみが出来ることを切に望みます。